北浜校ブログ

2024/02/27

この言葉はまだ言えない 大田

受験生の質問

昨日もたくさんの質問に答えました。通常授業で,個別授業で,授業前後の時間で。

ある時代の”流れ”がイマイチわからないという生徒には,その部分について1から説明をしました。

為替レートに関して説明してほしいという生徒には具体例を挙げて説明を。といっても,わかっている人間だから具体例を挙げられるわけで,入試当日にそんな例を思いつく可能性は低い。だから,例を挙げて納得してもらった後で,「テストの時にこんなことを考えている暇はないので,こういうふうに覚えておこう」と覚え方・考え方を話をしました。

地理分野で複数資料から読み取れることを書くという記述問題の質問。設問を読む前に資料だけを見て,「資料を見て思ったんだけど,この問題のテーマは,たぶん・・・。」。そのテーマについて説明。「いま話したことは,国や場所が違っても対応できますよ。テストの時に何を書けばいいのか頭に浮かびますよ」。

できることはまだある

『人事を尽くして天命を待つ』

という言葉があります。「人間の能力で可能なかぎりの努力をしたら,あとはあせらずに静かな気持ちになって,結果を天の意思に任せる」という意味です。

まだ,この言葉は言えないなあ。だって,上に書いたように,まだやれることはいっぱいあるもの。まだまだ”粘る”ことができる。”開墾”できる土地はまだまだある。まだまだ点数は上がる。私自身もまだ”真っ白(『あしたのジョー』より)”になっちゃいない。

できることはまだまだあります。入試までそれを積み重ねていく。そうすることで入試当日の朝になって初めて言えると思うんですよ。『人事を尽くして天命を待つ』と。

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