2023/11/21
中3生の自主勉。先週末に塾で実施したテストで自分が間違えた所の直しをしていた生徒が多くいました。国語と社会でできなかったところ,間違えたところの質問が非常に多くありました。
テストの問題で間違えた所をコピーし,該当部分をはさみで切ってノートに貼りなおしていた生徒がいました。問題の解き方や考え方を質問し,ポイントを理解した上でもう一度解くためにそのようにしているのでしょうね。そしてテスト前,受験前にそのノートを見直す。
良い工夫ですね。
そういえば,私も受験生だったころに似たようなノートを作っていました。『誤答の記録』という名前をつけていました。ネーミングセンス皆無。(全国の後藤さん,すみません)
ノートの名前は『黒歴史ノート』でも何でも構いません。頑張ったわりには成果が出ていないと感じる科目は,勉強法に工夫が必要だと思います。その例の1つとして書きました。
歴史で出てくる1つ1つの語句や人名はしっかり頭に入っているけれど,全体としてつながっていない,全体像が見えない,どうしたらいいかという相談がありました。
この相談は,しっかり勉強をしているから出てくる相談です。
「多くの部分が密接に結びついて,全体を作っている様子」のことを有機的といいます。”社会”に関しては,私が中学生のころとは違って,テストで知識そのものを単独で聞かれることは少なくなっています。知識が”有機的”につながっているのかを問う問題が増えています。
しっかり勉強しているからこそ,テストでどんなことが要求されているのかがわかり,こういう相談をしたのでしょうね。
「こうやってみたら(勉強をしてみたら)どうでしょう?」というやり方・やることを昨日 アドバイスしました。
口で言っただけだとうまく伝わらないかもしれません。ということで「現物」を作ってみました。本日 渡してアドバイスします。他の人も希望があれば話をしますよ。
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