2023/11/10
〇中〇年の期末テストの国語で『故事成語』が出題されると生徒が教えてくれました。「何をどう勉強したらいいでしょう?」と聞かれましたので,教材を作ることにしました。
こういう情報を教えてもらえるととてもありがたいです。それに合わせた対応ができますから。生徒に頼まれたらすぐに教材を作るようにしています。
『故事成語』と大きく書いたメモを,部屋の目立つところに貼ってから昨夜は寝ました。
朝起きて,そのメモを確認してからジムに行きました。ジムでウォーキングしながらどういう形式の教材にするか,何(どんな『故事成語』)を教材に入れるか考えていました。
『故事成語』が出題されるから作ったわけですが,テスト以外でも『故事成語』は大切。
日常生活や国語のテストで文章を読んでいくときに,文章の中で『故事成語』を引用していることが結構あります。また,「偉い人」が「お話」をなさるときも『故事成語』をお使いになることがあります。知っていると文章やお話の意味が通じますが,知らないとなんのことなのかわからないという状態になってしまいます。
さらに,生きていくうえで何か問題に出くわしたとき,自分が陥っている状況を言語化したり解決策を考えたりする場合に,『故事成語』が役に立つことがあるかもしれません。
そういう考えがあったので,午前のうちに本部に行ってさっさと教材を作成しました。該当の生徒全員に今日から配布します。
実はこの教材をノリノリで作っていました。
故事成語の多くは中国の古典が出典になっています。私は,中国の古典( 明治書院 新釈漢文大系 )を趣味で読んでいます。だからノリノリで教材を作っていました。これも覚えておいてほしい,これもだ,などと趣味の世界に入ってしまうと分量が多くなってしまいますので,”これだけは!”というものだけを教材に入れました。
生徒の皆さんは他の科目も勉強しないといけませんからね。
ところで,明治書院の新釈漢文大系を全巻(全120巻)そろえたいのですが,現在 自宅(アパート)にあるのはまだ8冊だけ。全120冊をそろえるとなると,その金額は3ケタ万円になります。・・・・・・宝くじに高額当選でもしたら買うことにします。
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