北浜校ブログ

2023/09/29

期末テストに向けての準備 大田

計画

期末テストまであと何回,通常授業があるのか数えました。中3生は『中3限定 期末テスト予習授業』がありますので,その回数もカウント。

例年の2学期期末テストの範囲について考え,期末テストまでの計画を立てました。「ここまで広いテスト範囲になったら困るなぁ」というところまでを考慮に入れました。

テストまでの手順

今回の中間テストに向けて,以下のことを考えて対策の授業をしました。

①授業を聞いて”イメージ”をつかむ

②授業内で覚えるためのトレーニングをする

③テスト形式の問題に慣れる

①について。授業で聞いて分からなかったところやそのときは分かったけれど忘れてしまったところを何度 聞いてもいいことにしました。”イメージ”がつかめていない部分は何度でも聞いてもいい,そのことで怒りはしない,と生徒には伝えていました。

こちらから声をかけることもありました。問題演習の様子を見ていて,”全体像”を説明したほうがいいなぁと感じた生徒には説明の押し売り。中3生は対策の時間枠が多かったので①の部分をかなりやれたと思います。

②について。「わかっている」ということと「覚えている」ということとの間には天と地の差があると思っています。だから覚えるためのトレーニングをしないといけません(ただし天才は除く)。覚えるためのプリントを作成してそれを授業中に進めました。ここでも手が止まっている生徒にはこちらから声掛け。

③について。「覚えている」ということと「問題に合わせて覚えたことを頭から取り出せる」ということとの間にも大きな差があります。その問題で聞かれていることと自分の知っている知識をリンクできないという現象が多くの生徒で見られます。問題と自分の知識をリンクさせる,問題にadjustするという訓練が必要です。これに関しても授業内外で一人ひとりにアドバイス。

まだ中間テストの社会の点数を聞けていないクラスもありますが,一人ひとりの点数を見て思うところはたくさんあります。上の①~③までをしっかり地道に繰り返し,非常によい点数が取れた生徒が多くいます。次もこの調子で頑張れるようにサポートしていきます。ただ,上の②や③の途中でテストを迎えてしまった生徒もいて,それが次のテストに向けての私の反省材料です。②や③の途中で終わらせないために,期末テストまでの計画を立てました。

通常授業,対策授業はもちろんのこと,個別授業も期末テストに向けて,①~③を泥臭く行っていきます。

蛇足(読み飛ばし推奨)・終わらない中間テスト

中間テスト対策が終わり,休みの日に期末までの計画を立てていたら,妹からLINEが送られて来ました。「うちの子の勉強を見てほしい」とのこと。中間テストの2週間前だそうです。

この地区は浜松市とは使っている教科書が違うので,勉強を見るのなら私のパソコン内の教材を少し作り変えないといけない。妹の家に行くには往復で2時間近くかかる。これらのことに勉強を教える時間を加えたら確実に半日がつぶれる。それを休みの日に2回もやれですと!?

知らんガナー

話を詳しく聞いてみると,親が勉強を教えていると最後にはケンカになってしまうらしい。最終的に親が子どもに向けて筆記用具を投げつけてしまったこともあったらしい。

『勉強教え 怒りが積もり 筆記用具が 空を飛ぶ』

おっ! 七・七・七・五の都々逸(どどいつ)ができた! などと喜んでいる場合ではない。相手は本気で困っているんだ。それに私から見て二親等以内の血族はもう一人しかいない,やるしかないですね。

マンツーマン無料授業2時間2日。

こうやると相手に伝わりやすい,こうやると覚えやすい,こういうヒントを出すとテスト形式の問題にアジャストしやすい,などということをマンツーマンで教える中でいろいろと経験してきました。

それを期末対策に向けて活用していきたいと思います。

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