2023/07/22
7/23(土) 午後5:00~10:00
7/24 (日) 午後1:00~10:00
浜特の自主勉を見ていて,勉強のやり方・問題演習のやり方についてアドバイスしています。
一問一答形式の問題を解いていくときに,わからないところがたくさん出てくることがあります。そんなときに,中3生に購入してもらった用語集・単語集を使う。
辞書などを引く機会が少ない生徒に対しては,引き方から説明。目の前で実際に私が用語集・単語集を使ってその語句や単語を調べます。「こうやったら速く探せるよ」と,自分の求める情報に対して素早くアクセスするための方法を指導しています。
アクセスした情報の量が多いときにはどうするか。この長い説明のなかでどこの部分が重要なのかを説明しました。ここの部分を覚えておけば記述形式の問題に対応できますよ,というようなアドバイスもしています。
私が答えそのものを言うよりも,自分で調べた方が頭の中に残りやすいです。また,歴史の場合は,時代ごとにまとまっていますので,自分の求める情報にたどり着く前に,それと同じ時代に起こった出来事や,それと同じ時代に生きた人物の名前を目にする可能性が高いです。それってとっても重要なことだと思いますよ。
とにかくせっかく購入してもらったので,とことんまで使いまくってほしいです。使ってほしいという思いだけにならないように自主勉の時間にアドバイスしています。
質問がないときにも自主勉時に生徒に声をかけることがあります。できなかったところ(空欄のところ)を答えを見て直し,次に進もうとしているのを見た時になるべく「確認」をするようにしています。実はわかっていないのだけれど,それを「スルー」して次に進んでいたらまずいですから。
どういう「理屈」でこのこたえになっているのか わかったの?
例えば,こんなふうに形を変えられたときはどうするの?
全員に対して,全ての問題でこのような声掛けをするのは不可能ですが,なるべく声をかけていくようにしています。
1つの問題を解いたとき,それと構造や出題意図やアプローチの仕方が似ている類似問題に対応できるように,問題の考え方を一般化しておくことはとても大切なことです。問題を1問解いて何倍もの効果。一粒で二度おいしいです。
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