北浜校ブログ

2023/07/14

継続するための工夫 大田

難しいこと

勉強をしていくうえで難しいことはなにか? それぞれの科目の中で難しい,ややこしい,理解しにくい単元があります。その単元よりももっと難しいのが,「勉強を継続していくこと」だと思っています。

みんな,やる気はあると思っています。やる気がなかったら,わざわざココ(桐光学院北浜校)には来ないでしょう。ただ,そのやる気には波があります。非常に高まっているときと少しダウンしているときという波。

モチベーションが落ちているときに大変なのは「始めること」。始めちまえば少しはやる。少しだけと思っていたら結構な量やりきるということもある。たとえ少しだけになってしまったとしても積み重なると大きな差になる。

工夫

その日の気分に左右されずに勉強を継続していくためには工夫が必要です。自分のやる気だけに頼らず,すぐにスタートできる準備をしておいたり,やらざるを得ない環境に自分を置いてみたりするという工夫。

こちら(北浜校)から提供できるのは環境です。夏休みにはコースごとに自主勉強の時間があります。自主勉を放ったらかしにしていません。昨日もやりました。手が止まっている生徒がいたら声をかけました。歴史の教科書を持ってきてそれを読みながら説明もしました。質問も受けています。誰に何を質問されたのかをまだ覚えています。昨日説明したことを本当に覚えているのか,今日チェックするつもりでいます。

みんな集中して勉強しています。周りの友達が真剣に必死になって勉強している環境。こういう環境に身を置くというのは,自分のその日のやる気だけに頼らない継続のための立派な工夫です。

誰かの目

ちょっと自分自身の恥を書きますね。恥というのは,自分で決めたルールを破っている日があるということです。

ルール①部屋の中をホテルのように清潔に快適に保つ。ルール②休みの日には教材を作成,リニューアル。ルール③休みの日には本を読んで勉強。恥ずかしながら,3つとも破る日があります。

継続するための工夫をしているのに,なぜルールを破ってしまう日があるのだろう? 。それは,ここには自分以外だれもいないからだ。部屋をどれだけ散らかしていたとしても,休みの日にベッドからなかなか出なかったとしても,誰の目もない,誰からも注意されない。だから,ルールを破り,継続のための工夫をダメにする日が出てきてしまう。

やはり「誰かの目」というものは必要です。

自主勉の参加の名簿を内山先生が作りました。自主勉に来たら名簿の自分の名前の所に自分で◯をつける。◯じゃなくて自分のサインや自分のマーク(かわいいマークをつけている生徒が多くて微笑ましい)でもOK。誰が来ていて誰が来ていないのか,しっかりチェックしていきます。誰かの目=北浜校の先生の目 です。

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