2023/07/12
来週(7/17~)の個別授業の予定表です。
実力アップ講習などがありますので,いつもの週よりも個別の枠が少なくなっています。
授業時間よりも少し早めに校舎に行くと,自習をやりにきている中3生がいます。問題を解いています。また,個別授業は問題演習を中心に進めています。
社会という科目限定で言えば,今の時期の問題演習で大切なのは「回転」だと思っています。答えそのものや解き方の方針がすぐに頭にうかばなかったらすぐにその問題は「切る」。その問題は飛ばしてすぐに次の問題に進む。回転よく問題を解いていく。1ページ解いたら答えを見る。飛ばしたところの答えを確認する。
1ページの中にわからない問題だらけというときにはどうすればいいのか。問題を飛ばしまくりになってしまうのだが・・・。そういうときには用語集を出させたり,校舎においてある教科書,私個人で持っている教科書を持ってくる。「このページを読んでからこの問題にトライしなさい」などと指示を出します。
教科書や用語集を読んでもイメージがつかめないという場合にはどうするか? そのページの問題を解くのに必要な知識・全体的な流れ・背景を説明しています。場合によっていは裏紙を持ってきて図やメモを書いて渡しています。
「わからない,頭に答えが浮かばない」と思って飛ばした問題でも,実はその答えを知っているという場合もある。ひとりひとり見て回りながら,1ページの中で生徒が飛ばした問題を確認する。
「この子はこの問題の答えになる語句や人名をたぶん知っている。けれども,問題の聞き方がいつもと違っているから答えをかけていないのだろうな」。ヒントを出す。この問題では何を聞いているのか説明をする。たいていの場合は答えを自分で言える。
「問題をしっかり読もう」と口で伝えただけではなかなか身につかない。問題を読んだときに答えがすぐに頭に浮かばなかったけれど,問題をよく読んでみたら答えは自分の知っているアレだったのかという経験。そういう経験をたくさん積めば,「問題をしっかり読む」という姿勢・態度が身につくのではないでしょうかね。
一対一で教える場合,生徒が椅子に座っているのにこちらが立って教えると威圧感があるのではないか,というのは私の勝手な考え。
その勝手な考えがあるので,一対一で教えるときには椅子を持ってきて隣りに座ってアドバイしています。質問が多くて椅子を持ってきてる暇がないときには,かがんで両膝を床につけて教えています。
それを繰り返しているとズボンの膝が抜ける。膝の部分の生地がビロ~ンと伸びてしまう。
気に入った服の膝が抜けたらショックが大きい。だから,そういう服は来ていかない。夏に向けて,膝の部分が抜けにくい生地のズボン,抜けてもショックを受けない程度の値段のズボンを購入しました。
つまり,生徒の質問に対して今まで以上に答えていくための準備がきているということです。
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