平均点　影山

１日の新聞に，4月におこなわれた『全国学力テスト』についての記事が掲載されていました。
静岡県は，小６が全国平均をやや下回り，中３がやや上回る結果。ともかく平均的な位置づけとなっていました。
中学生の皆さんは，テストが終わると「今回のテストは平均点が低かったからこの点数でもしょうがないよね」とか「平均点を超えたからまあいいかな」とかよく平均点を物差しとして使っていますよね。
でも，平均点を超えても満足しない，平均点に満たなくても満足する。そんなことありませんか。
学年が上がれば上がるほど，学力は人それぞれです。テスト後に中学校から配られた得点分布表を見れば学力の２極化，３極化が見て取れます。自分が前回度の位置にいて，次回どの位置に行こうとするか。そのために何をするか。それが一番大切ではないでしょうか。
例えば，数学が苦手だったら計算問題だけは全問正解しよう。そのために，この夏休みは基礎問題集を何度も解き直す。など，何でもいいからとにかく実行することが大切。その結果，次のテストで合計点が平均点に届かなくても，計算問題がしっかりできていれば十分満足できるはず。
平均点にとらわれすぎず，今の自分を少しでも高めていけたら，きっといい結果がついてくるよ。

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